2013年06月09日

6月のメンテナンス講習会

昨日は、「チェーンソーをしばらくの間仕舞っておく」際のメンテについて、大分メリー商会さんの協力を得て、開催しました。奇しくもそろったチェーンソーはスチール。それも年代物のチェーンソーばかり。でも幸せなことにしっかり動いていますから、今後のためにもメンテナンスを勉強です。最初に明るいところでチェーンソーをテーブルの上に置きます。
6月のメンテナンス講習会
最初に習ったのは、まずチェーンソーの燃料タンクに入っているガソリン(混合オイルが入ったものです)をキャップを開けて全てバットなどに取り出します。このガソリンは、もう使いません。

その後に、このタンクの中にあるフィルターを曲がった針金などで取り出して、コンプレッサーかパーツクリーナーで綺麗にします。タンクの中は、ガソリンを入れて洗い流してもいいでしょう。
6月のメンテナンス講習会

フィルターを取り出しています。フィルターは、燃料タンクにも、オイルタンクにも入っていますから、どちらも取り出してパーツクリーナーやガソリンで洗ってやるといいでしょう。今回もずいぶん中からゴミが出てきました。

取り出したフィルターを綺麗にしています。この他に写真にはありませんが、エアーフィルターも取り出して綺麗にします。フィルターはそれぞれ機種によって違いますから、説明書にしたがって綺麗にしましょう。今回は、この他に「点火プラグ」「クラッチ」なども分解して綺麗にしたり、交換したりしました。あいにく写真に撮るのは、熱心にやり過ぎて撮るのを忘れました。
6月のメンテナンス講習会
左が新品のプラグで、右が古いプラグです。このプラグの場合は0,5mmの間隔があればいいそうです。
6月のメンテナンス講習会
メリー商会の社長にプラグの間隔を調整してもらっています。
6月のメンテナンス講習会
最後は、チェーンソーのガイドバーに付いている「オイルガイド」を綺麗に掃除しておきます。これはチェーンソー本体からオイルが出てきますが、これがうまくガイドバーのみぞを伝ってうまくチェーンに行き渡ることが大事で、安物のオイルや燃料を使った際にシリンダー内が壊れてしまった物を見せて頂きました。

今回メンテを受けてみて、Nさんのチェーンソーは、プラグが古くなって起動も悪かったので交換し、ガイドバーの表面にバリが付いていたのでこれを平ヤスリで削り取り、エアーフィルターも綺麗にしました。
後は、チェーンソーの刃をよく研いでおけば、秋になってすぐに取りかかれそうです。

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Posted by 大分エコクラブ at 07:21│Comments(0)チェンソー講習会チェンソー
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