2019年11月07日

行政の変化

私の住む地区は、戦後に植えられた雑木(というより勝手に繁殖した)で家の周りは巨木ばかりになってきて、夏には公園内の桜の巨樹が切られた。伐採後の伐根を見てみるとさすが樹木医の判断の下に切られただけあって、幹のほぼ90%は腐れていつ道路に倒れてくるか分からない物ばかりだった。
そんな中で、私の裏山に茂ってるミズキも19号台風で大きな枝が折れて、残りの枝もいつ落ちてくるか分からないと行政に伝えたら、1週間もしないうちに造園業者さんがやってきて、瞬く間に切ってくれた。
行政の変化
(右横に白く見えるのが直径40cmほどのミズキ。数年前から枯れかけていて春先には毛虫がいっぱい枝から落ちてきていた)
行政の変化
せっかく切った木だから「良いほどの枝は私がいただいて薪にします」と云ったらわざわざ薪の長さに切っておいていってくれた。
行政の変化
以前だったら、こうして切った樹木は業者にとっては産業廃棄物と区別するために焼却まで含めて処分することが必要だったが、最近は細かく切って山に残して置いて堆肥にしていたり、欲しい人があれば分けてくれるようにもなってきた。
行政の変化
たった1本の雑木から2週間分の薪(実際に使えるのは2年後)ができました。
行政の変化

このような行政の柔軟な対応が各地で始まることを願うばかりだ。市内の公園や道路で出てくる伐採樹木と、薪ストーブ愛好家のネットワークが出来れば双方共に助かると想うのですが、、、


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Posted by 大分エコクラブ at 17:46│Comments(0)伐採について
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