2013年10月22日

チェーンソーを使う前に

11月も間近になって、薪取にいいシーズンになってきました。いい雑木があたらすぐにでも始めたいところですが、ここで注意しなければならないのが、燃料の点検です。
多くの方は、今年の4月頃まで使って、それから余ったガソリンや、混合燃料はそのままタンクに保管している方もいるかと思いますが、その燃料は一度捨てて新しくガソリンを購入して、混合油(これは保管が効きます)を混ぜた方がいいと思います。
チェーンソーを使う前に
それというのも、この10月に半年保管していた混合燃料をハスクバーナ339では、問題なく動いたのですが、スチールのチェーンソーでは、全く動かなかったので、もしかしてと思って新しくガソリンを買ってきて、作り直したところ1発で動きました。私の友人のNくんも先週作り置きの混合燃料を入れてみたら、青い煙がでて、燃料タンクを開けたらガソリンが噴き出してきたとかで、やはり長く置いておいた燃料はよろしくないみたいです。
そこで、用意して欲しいのが、3つのタンクです。
チェーンソーを使う前に
1番左が、混合した燃料を入れておくもの、これには、小さい方にチェンオイルも入ります。(別々ですよ)
2番目の赤いタンクが、ガソリンを入れておく物、なるべく金属製でしっかりしたものが良いです。でないとガソリンスタンドでは分けてくれません。また、これを入れて車移動することはなるべく避けて、混合した物(1番左のタンク)を持ち歩くようにします。だいたい2〜3L入れておけばいいと思います。私は、車の後部座席の足下にチェーンソーを使う前にこのような、バッグに入れて持ち歩くようにしています。そうすると、転びにくいし、現場でも木が倒れてきた時の保護にもなります。

次に買ってきたガソリンと、混合油(潤滑油、チェーンオイルとも言います)の配合ですが、これに使うタンクが、真ん中のプラスチック容器です。買った頃はこのタンクが何のことか分からなかったのですが、使ううちにやっと分かってきました。大きい目盛りの方にスタンドから買ってきたガソリン(レギュラーです)をこの1〜2ヶ月に使うかなと思う量を入れます。キッチリと
チェーンソーを使う前に
そうしたら、横にあるコブのような物にも目盛りがあり、(25:1と50:1があります。)私は50:1を使うので、その専用の混合オイル(スチールで1Lで1200円ほどです)を50:1の目盛りを見ながら、下から3の所まで入れます。
そうしたら、しっかりとフタをして、写真のように「 ゴブゴブッ」と音をさせながら、完全に交ぜます。
チェーンソーを使う前に
これが、チェーンソーの燃料になります。もし、この混合オイルを入れないで使用したり、配合を間違えると、止まったりエンジンが焼き付いたりします。そして、出来上がった混合ガソリンを、燃料タンクに入れます。
※注 この混合の際に使う混合油(エンジンオイル)と、チェーンオイルを間違えないようにしましょう。チェーンオイルは、チェーンの滑りをよくするために、直接刃の部分に出てきます。
チェーンソーを使う前に
再度確認です。1番左のタンクだけを持ち歩くようにして、右の2つは日の当たらないところに保管しましょう。

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Posted by 大分エコクラブ at 11:28│Comments(0)本部からチェンソー
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